右利き先生と架空書店の「往復書簡」Season2 Vol.4
架空書店さま
こんばんは。
先日は、素敵なお手紙有難うございました。
手紙に対するマスターの感性に感心した次第です。
プライベートでも文通をしているのですが、
「返事を急かさない」
「書きたいときに書く」
「溜めた手紙の郵送も可」と、
ゆるく無意識のルールが確立しております。笑
手紙において、想い慕う時間もまた風情ですよね。
とはいえ、
この連載企画において
私的我儘に融通を利かせていただいたことは
頭が上がらないほどに感謝しております。
その節は本当にお世話になりました…。
先週お伺いした「風邪の予防法」ですが、
ビタミンを意識的に取り入れてるんですね!
“好きな物を食べることが健康法”を信仰している私にとっては、
マスターはしっかりされている方だなと改めて思いました。
ブロッコリーとありますが、
一番取り入れやすいのはシチューでしょうか?笑
夏は春菊を添えたお浸し、
冬はシチューの名脇役の印象が強い野菜です。笑
マスターイチ押しの食べ方がありましたら
こっそり教えていただけますと幸いです。
さて、
今回のテーマ『2021年に読んでよかった本」について。
—ハタチになったら死のうと思ってた(中村淳彦著/ミリオン出版)
この一冊が印象的です。
19人のAV女優が”何故その道に進むことになったのか”。
生い立ちや道のりについて告白形式で書かれた本になっています。
世間一般的に相手に対する印象は
「今の姿=すべて」と捉えてしまいがちですが、
本来「過去から現在までを知る」ことで
相手を理解できる気がします。
本書は、心が痛くなるような節もありますが、
彼女たちが抱えるバックグラウンドに触れることができる貴重な一冊です。
理解できなくてもいい。ただ、現実(リアル)を知ってほしい。
そう思わずにはいられませんでした。
と、こんな感じでよろしかったでしょうか?笑
いつもテーマに対して
しんみり回答してしまう私はなんなんでしょうね。笑
次回は「2021年版 私の読書自慢」なんてどうでしょうか?
今年の読書にまつわる取り組みで
「これだけは胸を張って言いたい!」等、
マスターのお話聞かせてください。
お返事楽しみにお待ちしております。
それでは、また。
右利き 拝